カルバート
- カルバート
- 「金貨を二枚払いました。三枚払いたかったんですけど、二枚しかなくて… でも教えてくれたんですけどね」
- 「ならお前の取り分は男爵ものだ」
- 「なぜでたらめだとわかる? 宿の吟遊詩人じゃないんだぞ。閣下専属の吟遊詩人だ! 男爵様が嘘つくわけないだろう?」
- 「冬はもうすぐですからね。薪を集めないと」二人目の男が付け加える。「これだけあれば小船くらいなら作れそうだけど」
- 「アリックがマーサと結婚するんですよ」三人目の男が付け加える。「だからこの木にあいつらの名前を彫ろうとしてたんです。彼女のおっぱいの絵も彫るつもりでしたけど、アリックがそれはやりすぎだと」
- 「こんな男爵領からは出ていこう。あんな男爵がいたんじゃ、宝なんて手に入らない」
- 「彼の行き先はわかってる! まだ半日しか経ってないから、捕まえられるはずだ!」
- 「何だって? それはどこ? 教えてください!」
- 「払った金が少なすぎたから恨まれたんだ! 言っただろう。“欲張るな”と。“靴の中に隠したものを出せ”と。それでお前はどうした…?」村人は必死に身振りをした
- 「コボルドに出会ったらぶちのめす。狼に出会ったら木に登る。トロルに出会ったら死ぬ気で逃げるだけです」
