ジャマンディ・アルドーリ
- 「ありがとう、市長。では本題に入ろう。ここから南、ブレヴォイの国境を越えた所にストールンランドと呼ばれる地域がある。ストールンランドは係争地域だ。長い間、近隣諸国がこの地域の領有権を主張しているが、実際にどこかに属したこ
- 「遠征の準備と装備の費用はこちらで負担する。勝利を収めて戻ってきたら、レストフは建国への財政的な支援として、多額の資金を提供しよう。実質的に我々が首都を建設する。十分な報酬じゃないか?」
- 「よく来てくれた! 私はソードロードのジャマンディ・アルドーリ。こちらはレストフのヨセフ・セレミウス市長だ。我が邸宅へようこそ」
- ジャマンディは大きな咳払いをして、口論を止めた。「その質問には私が答えよう…」彼女はしばし一言も発さず、話し声が静まり、皆が自身に注目を向けるのを待った
- 「よろしい。出立は明日だ。とりあえず今は親交を深めるか、客室に行って休むといい。必要な物資は全てそこに用意してある。この遠征への参加に同意してくれたこと、重ねて礼を申し上げたい。幸運を祈る!」
- ジャマンディが微笑む。「もちろん、君たちの栄誉を称える正式な宴も開く予定だ。レストフの社交界が一堂に会し、君たちの偉業を祝うだろう!」
- 「もちろん、我々もこの事業から利益を見込んでいる。だがもし君たちはただの傀儡で、実際に支配するのは遠方の我々なのではと思っているなら、それは間違いだ。我々はこの地域の安定に強い関心を抱いている、とだけ言っておこう。必要な
- 「君たちは皆等しく爵位を与えるにふさわしい。遠征を通して、誰が一番統治者に適しているか皆で決めるといい」
- 「残念ながら、この称号を得るには大きな障害を越えなければならない。ある盗賊の一味がストールンランドを支配している。牡鹿の王と呼ばれる頭領は自身をこの地の正当な支配者だと考えており、これまでその力に対抗できる者はいなかった
- 答えるソードロードの目は冷たい。「誰でもいいわけではないからだ。この部屋では“運が良かった”だけの者も含め、数多くの冒険者たちの勝利が祝われてきた。だが盗賊の王に爵位を与えるなど前例のないことだ。私が生きている間は認めな
