ヴィリッシュ
- 「もう卵はない。子供もいない。戦士が育たない。もうすぐヴィリッシュは死ぬ、部族も死ぬ…」
- 「覚悟は出来た… ヴィリッシュを連れていけ、アシュシャス・タ・ハ… 全て奪うがいい…」
- 倒れたリザードフォークは無言であなたを見つめる。傷口を手で押さえている
- リザードフォークはまだ弱っているが、命の危機は脱した。「ありがとう、乾き肌…」
- 「アシュシャス・タ・ハ… 死… お前には色んな顔がある… 動物や風、乾き肌として現れ… 全てを奪っていく…」
- 「ロングテール族のヴィリッシュ、卵の父だ。卵がなければ子供は育たない。部族も滅びる。でも先祖の助けがあれば卵は手に入る。子供も増える!」
- 「偉大な祖先はおかしくなった。飢饉が起こる、子供が飢えると言った。飢饉が起きたら卵を食べないと… でも飢饉なんてない。動物もたくさん、キノコもたくさんある! たくさん子供を育てられる、たくさん戦士を育てられる!」
- 「どうすればいい? また卵を産む? ヴィリッシュはわからない。部族は生き延びるかもしれない、先祖が助けてくれたら」
- 老いたリザードフォークが卵の殻に囲まれて、倒れている。傷口を手で押さえている。よろよろと顔を上げ、あなたを見つめる。「乾き肌? いや、違う… アシュシャス・タ・ハ… お前を待っていた…」
- 「ロングテール族のヴィリッシュ… 卵の父だった者… 卵がなければ部族も消える… 卵なきヴィリッシュは何者なんだ? 教えてくれ、アシュシャス・タ・ハ…」
- 「ヴィリッシュは卵を守ろうとした。皆に食べられないように。偉大な先祖は怒り、ヴィリッシュに呪いをかけた。ヴェスケット族長はヴィリッシュを槍でつついた… 私は嘘をつき、ロングテールが卵を食べるのを見ていた…」
- 「アシュシャス・タ・ハ。お前は死だと思った。ここに横たわり、死がすべてを奪い尽くすのを待つだけだと。ヴィリッシュは間違っていた。部族は生き永らえる!」
- ヴィリッシュは立ち上がる。「変な日だ。乾き肌に救われるなんて。変だ。でもまだ部族は終わりじゃない? まだアシュシャス・タ・ハに全てを奪われない?」
- リザードフォークの傷が塞がっていく。彼は驚嘆しながらあなたを見つめる。「ヴィリッシュを殺さない? お前… 本当に? お前、友か?」
