盗賊の錬金術師
- 「お前の言うこと聞いてたらいつか死んじまうよ! 反対側に安全な道があるってのに、なんでわざわざ崖を登ったんだ? こんなフックとかロープまで用意してさ」
- 「ワッ!」レゴンガーは盗賊の前に飛び出し、体当たりした
- 「正面玄関は使うなよ… 中に蜘蛛がいるかもしれん! ロープ使って裏からよじ登った方がいいだろうな!」
- 重装備の男たちが焚き火の周りに座り、雑談しながら瓶を飲み回している。奇襲されたり盗み聞きされるとは微塵も思っていないようだ。「男爵も衛兵もクソくらえってんだ! あいつが牡鹿の王を倒したせいで、俺たちみたいな善良な人間は金
- 「おい見ろ! 頭に蜘蛛ついてんぞ!」
- 「ハハハ! ほんとかよ? 蜘蛛が怖いのか?」
- 「俺に怖いものなんかねえ! ただその… 蜘蛛は駄目だ。あんなのに手を出すくらいならトロルと戦った方がマシだ!」
- 「あの道を見たことあるか? 蜘蛛だらけだぞ! ほんとに… そこら中蜘蛛だらけなんだ! でかくてフサフサしてて… 蜘蛛なんて大嫌いだ」
- 「アビスに落ちろってんだ、馬鹿どもが! 小便してくる」盗賊は立ち上がり、ふらふらとあなたに近づいた。今なら簡単に突き落とせるだろう
- 「やめろ、泣き言は聞き飽きた! 死にたくないなら適応しろ! あの鳥を仕留めれば金が山ほど手に入る。その後は傭兵かトレジャーハンターにでもなればいい… 何とかして生きてくんだ!」
- 盗賊は絶叫しながら落ちていった。他の盗賊たちは飛び上がり、武器を取った
- 「そうか、ハハ。笑いが止まらねえ。吟遊詩人にでもなったらどうだ? それか首都に行って男爵に頼むんだ。宮廷道化師にしてくれってな!」
