トラグ

神&領域

トラグは古代の神であり、ドワーフの信者たちは、この世界がトラグの大いなる鍛冶場で創造されたのだと信じている。トラグは何度もハンマーを振るい、この世界が満足のいく形になるように打ち付けたという。石がかき混ぜられ火花が飛び散る中でドワーフは生まれた。体は石で、腹には炎が詰まっていた。千年以上に及ぶ衰退を乗り越え、ドワーフはトラグの厳しい眼差しの下で繁栄を謳歌している。トラグは厳格で偉大な族長であり、遠くにありながら愛すべき父である。戦いで命を落とすドワーフを見るたびにトラグは心を痛めるが、それでも彼の眼差しは永劫の未来に発展していくドワーフに向けられている。まるで強靭な鎖帷子を繋ぐ黄金の輪のようだ。トラグはドワーフのみの神だと考えられることが多いが、彼の魅力に惹きつけられる人間も後を絶たない トラグはドワーフを愛し、ドワーフ以外の信者も愛している。しかし彼が直接的な助けや愛を与えることはない。人生とは厳しい旅であり、子を困難からかばっては、自ら努力し何かを成し遂げる大切さを知ることができないと考えているからだ。ドワーフは屈強かつ不屈で、賢く創造力を持って生まれてくる。すべて障害を乗り越えるために神が与えたものだ。神はドワーフ以外の信者にも、種族や職業を問わずこれらの美徳を身に着けることを求める。考えなしに行動し、歯向かい、自らの集団を危険にさらすような行いに神は容赦しない 鍛冶の神にして創造の父であるトラグは、鉄工と深い縁がある。手を抜いた仕事をすることは、職人と道具の使用者だけでなく、道具そのものに対する侮辱だと考えており、信者たちには絶えず腕を磨き、技の上達に励むように求めている。熱心な信者たちの鍛えた武器は戦で負けを知らず、道具は酷使しても長持ちする。トラグは職人の手になる道具を破棄することを嫌い、死体と共に鎧や武器を埋葬することに反対する。それらの道具は脆弱な社会を守る武器となり、貧しい者に施す金貨となるからだ トラグは鋭い策略家で、常に万全の備えを整えることを提唱し、良い生涯を送るためには先見の明が最も大切だと説く。しかし時には作戦が失敗し、迅速な判断が求められることも承知している。そのためトラグは判断力の高い士官、兵士、番人を尊重している。トラグは何よりも組織的な防御を重視し、無謀な突撃よりも戦術的な襲撃を好む。殉職を栄誉とは考えないが、他を助けるため自らの命を賭した者には誇りを抱いている。トラグは勇敢な戦士であり、怒りに身を任せることはほとんどないが、ひとたび怒りが湧き起これば、地を揺らし都市を滅ぼす トラグが信者の前に現れる時は重いプレートアーマーに身を包み、老いてなお血気盛んな姿をしている。その両目は溶岩のごとく黄金に輝いている。髪と髭はごく普通のドワーフと同じで、しばしば灰色が混じっている。両手は幾年月もの過酷な作業で傷つき擦り切れている。力と知恵と安心を感じさせるオーラが全身を包む。絵画では常に手の込んだ鎧を着た姿で描かれ、一心不乱に金床に向かって武器や盾を鍛えていることが多い。時には屈強な守護者として描かれることもあり、ドワーフの子供たちをかばいながら愛用のウォーハンマー、カグレムロスを振るってオークやトロルをなぎ倒していることもある トラグの寵愛は、磨き上げられた金属に彼の顔が映り込み、期日よりも前に首尾よく準備が整い、見事な出来栄えの品が作られ、トラグのハンマーと同じ形のキノコや石の欠片が発見される形で現れる。また、石の表面に短時間だけ現れる奇妙な謎かけとしてメッセージを送ることもある。トラグの逆鱗に触れると、炉は冷え切り、盾はひび割れ、どんなに簡単な計画も失敗の予感をはらむようになる。トラグの怒りを象徴するのは(局所的か広域の)地震である。ただし天災を生き残った者は、彼の祝福を得られると信じられている。トラグの聖印はウォーハンマーだ。「創造の父」、「ドワーフの父」、「鍛冶の父」などの別名がある 属性: 秩序にして善 クレリックの属性: 秩序にして善、中立にして善、秩序にして中立 領域: 工匠、土、善、秩序、守護 得意武器: ウォーハンマー

トラグ — Kingmaker