「お前が決めることだ、トリスティアン。お前と… お前の女神が」
「お前が決めることだ、トリスティアン。お前と… お前の女神が」
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- トリスティアンは動きを止め、彼を包む黄金のベールが揺れ始める。動いていたディーヴァの唇が止まる。まるで音のない会話が終りを迎えたようだった
- トリスティアンはしばらく黙り込む。そして、悲しい笑顔を浮かべる。「私は留まらなければなりません。定命の者として、もう一度最後まで歩みます。そうすれば、彼女の抱擁の中で務めを果たすこともできるでしょう。そうしなければ」
- トリスティアンを包む輝きは、明らかにかすんでいる。彼の声が柔らかくなる。「いいえ… 私はサレンレイの高貴さに値しません。定命の者から学ばなくてはならないことが、たくさん残っています。もし、この後にも彼女の元へ戻れなければ
- 「ですが…」ディーヴァはため息をつき、何かを思い出すように放心状態になる。「ですが… ナイリッサと… ストールンランドと… あなた…」
