「どうした?」
- 「聞き取れない… お迎えが来たようだ… 闇の中から…」
- ドワーフが地面に倒れ、暗い空を見つめている。致命傷はなさそうだが、震える囁き声は弱々しく、まるで瀕死のようだ。「グロトゥス… あなたの影が近づくのを感じる… もう長くはないようだ… もうすぐ参ります。ああ、忘却の王よ…」
- ドワーフの傷口は浅く、治り始めたが、囁き続けている本人はまだ気がついていないようだ。「手遅れだ… すまない… 忘却が呼んでいる…」
- 「もう駄目だ… やはりこの遠征は破滅するんだ… ああ、グロトゥスよ。目の前が暗くなってきた…」
- 「そんな訳がない… 当人の傷は当人が一番よくわかっているはずだろう…? 生命力の最後の一滴が流れ出ていく…」
- 「芝居はよせ… 立って戦わないなら、本当にとどめを刺すぞ!」
- [ドワーフの口に回復ポーションを流し込む]「これで治るはずだ!」
- 「どうした?」
- 「早まりすぎじゃないか? 見ろ… ほぼ無傷だ!」
