「どこから来た?」
- オリカはドレスの皺を伸ばし、腹に手を置いた
- オリカは肩をすくめた。「お金がないんです、閣下… だから道行く商人にお願いして、荷台に乗せてもらうんです。色んな場所で寝泊まりしましたが、ここは温かいですし、乾燥していて良いですね」
- ガルトとグラルトンの位置を思い出した。あなたの知る限り、ストールンランドはオリカが言っている場所の傍にある
- オリカは口ごもった。「まだ何とも」 彼女は答えた。「ですが全てが丸く収まったら… 行こうかなと思っています」
- 「グラルトンに妹がいましてね。一緒に住もうと言ってくれたので向かったんです… 他に行く当てもないですしね」
- 「どこから来た?」
- 「グラルトンに滞在するつもりなのか?」
- 「どこから来た?」
- 「他のことを話そう」
- 「長旅だっただろう」
