「他にも印はないか? 見つけにくいだけで」
- 「ふむ、確かに。おい坊主、口を開けろ…」ドゥガスはレゴンガーの口に指を突っ込んだ。歯を調べた彼は首を傾げ、続けて頭を触った。調べ終わった彼は首を横に振った。「やすりで歯を削った痕跡はない。頭部にも何もない。私が知ってる印
- 「一つだけある。子供を売り飛ばすような部族には名誉も良心もない。そんなことをする大部族は二つだけだ。サンダーホーン族と…」蛮族は唾を吐き捨てた。「ホワイトスカー族だ。だがニューメリアには他にもたくさんの小部族が存在し、そ
- 「あるかも知れないが… 私は知らない。とても強力な魔術師なら可能かも知れないが、そんな知り合いはいないのでな」
- 「なんて質問だ! タトゥーも傷もないなら… 見分けようがないだろう?」
- 「親族を見分ける呪文はないのか?」
- 「何か思い当たる点はないのか?」
- 「残念だが、彼は当てにならないだろう」
- 「行こう。やるべきことは他にもある」
- 「他にも印はないか? 見つけにくいだけで」
