「続けてくれ」
- 「王子が答える言葉を見つけるのに、しばらく時間がかかった。彼は上擦った声で、“サイクロプスに対して聖戦士を進軍させるという非現実的な妄想を満たすため、王女は王座を奪い取るつもりだ”と糾弾した… 王女が母親に見せた表情を、
- 「サイクロプスは恐ろしい存在だが、遠すぎて我々の脅威にはなり得ない。レソリエル王が“賢王”と呼ばれるのには理由がある… 敵が愚かにも我々に兵を差し向けた時だけ応戦し、攻撃をはねつけることだけに終始する。こちらから戦争を仕
- 「答えるのは難しいな、本当に。王が目覚めると信じたいが… ありえないことだが万が一… もし目覚めなければ… 王国には統治する者が必要だ」
- 「続けてくれ」
- 「サイクロプスだと?」
- 「誰が正しいと思う?」
