古い日記
「起きた全てを、急いで書き留めておこう。目が覚めたら、燃える建物の中だった。日記を探す間も、ましてや読む暇もなかった。声が聞こえる方に走っていき、大きな戦いに遭遇した。とても奇妙な集団が姿を現した時、何が起きているのかほとんど把握できなかった。彼らの助けを得て暗殺者たちと戦い、その後彼らはレディ・ジャマンディの前で、お互いに争いを始めた。その時点でも日記を読む時間はなく、何が起きていたのか全く分からなかった。何とか言い訳を考え出して、一人になることができた。奇妙な集団は分かれて、ストールンランドへ向かった。私は現在、レストフに滞在している。新たに接触した相手はまだいない。あなたが誰と出会ったのかも、まだ分かっていない…」 (雨を降らせている手書きの雲が、署名の場所に描かれている) 「あなたは何て馬鹿なの、全てが台なしよ! 私は走って逃げた。ストールンランドへ行く方法を探し、蝕の円盤に触れた。ジャマンディが編成した遠征は、完璧に終わるはずだった。遠征を利用して、“カエッシ”をソロウフローまで同行させてくれる、信頼できる相手を見つけられるかもしれないと思った。なのに私たちは、今でもレストフにいる… あなたのせいよ! なぜ黙ってについていこうとしなかったの? タートゥチオに同行することだってできたはずよ。あの偉そうなノームなら、正しい方法に導いてくれたでしょう でもあなたは、それを拒否した。もう何をしたらいいか分からないわ! ソードロードはすごい剣幕でスパイを探している。ここでじっとして、疑われないように祈るしかない でも不便だけど、完全な失敗というわけじゃないわ。尋問された! ええ、ケステン隊長が個人的に私を尋問に来たのよ。あんなに素敵な男性を尋問に送り込むんだから、私をひどく罰するはずがない。三分あれば彼の顔を真っ赤にできると賭けてもいい… 当然、賭けには勝ったわ! ああ、そうだった、新しい出会いがあったわ。あなたには利用できそうにないから、必要なさそうだけれど、一応ね カシル・アルドーリ。ハーフオークのソードロードよ。“カエッシ”がジャマンディと出会った時、“彼女”と同伴していた。役に立たない退屈な理想家だけれど、感じは悪くない。ティーフリングに悪意は全くないようね… おそらく彼自身がハーフオークだからだと思うわ ケステン・ガレス。衛兵隊長で、背の高い人間の男性で、黒い巻き髪よ。彼はスパイを探していて、“カエッシ”のことは疑っていないようね リンジィ。ハーフリングの吟遊詩人よ。丸顔で、髪は栗色。いつも私の邪魔をしてくる。信頼できないし、不愉快ね… あなたとすごく気が合うと思う。間違いなく。遠征隊と一緒に去ってくれて助かった タートゥチオ。ノームのウィザードで、紫が好きすぎる。おかしなことに、彼のことは嫌いじゃない… ビジネス感覚のせいね。彼は遠征隊の片方を指揮している ジェイサル。顔色が悪い黒髪のエルフよ。大鎌を持った不気味な女。いつでも女王気取りで偉そうにしているけど、エルフの女王はこんな僻地に遠征しない ハリム。ドワーフよ。頭を剃っていて髭は黒い。矢が届く距離くらいに近づいたら、彼の陰気な心に触れて死んでしまう ヴァレリー。種族は人間で、ひどい髪型の金髪の戦士よ。もう、ヴァレリー! ドラゴンか邪悪なウィザードに報酬を払ってでも彼女を捕まえ、鎧を脱がして半年檻に閉じ込めて、髪を粗末に扱わないよう世話してやりたいわ! 自分でドラゴンかウィザードの役をしてもいいくらいよ! アミリ。台所のテーブルくらいに大きな剣を持った蛮族よ。面白い人ね。みんなと一緒に、遠征隊と一緒に去っていった 。男性で、種族は。ケステンとヴァレリーについて私が言ったことは忘れて… あなたが捕まえて顔を赤くするべきなのは、この人よ! 追伸よ。お馬鹿な山羊さん、私たちはついにもう一度ストールンランドに行って、上に記したリストにある、出会った人々から助けを得られるチャンスを得た。いずれ入れ替わったら、こんどは台無しにしないでね… お願いだから! (手書きの炎が、署名の場所に描かれている)
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