盗賊の手紙

「妹よ! これで俺たちは金持ちだ。結局幸運は回ってきたんだ。うまく立ち回れば森の中を走り回る生活とおさらばできるぞ。ボスと取り巻きを打ちのめして、ブレヴォイに行って幸せに暮らすんだ。要するに、気を付けてくれ。奴らが騙そうとする人間には何をするかはよく知ってるな。それも盛大に騙してやるからな! 実はいない間にドワーフを捕まえたんだ。派手に着飾り、高級そうな鎧を着て、でまかせを喋って… 都会の人間なのは明らかだった。奴は俺たちを粗末に扱ってきた、髭に火を付けてやるまではな。そうしてやるとすぐに全部ぶちまけ始めた まとめると、そいつの先祖… フォータシュか何か… とにかくこの塔を造った奴らは、中に相当な宝を隠したそうだ。それでそいつは家族の遺産を手に入れるため、一人で護衛もつけずに数十年ぶりに戻ってきたんだと。腹を抱えて笑ったぞ。宝がどこに隠されているのかは知らなかったが、その場所を開けるための鍵は持っていた。白い金属の、歯車のようなものだ。連中は宝の話を聞くと文字通り両手を擦り合わせ始めたが、俺は考えたんだ。もし俺たちがそれを見つけたらどうなる? ボスが最大の分け前を取って、俺たちにはごく僅かしか届かないに決まっている! これを考慮して、俺は他の奴らが寝ている間に鍵を盗み、ドワーフが持って逃げたように見せかけた。それから奴らはあの小人を探して森中を駆けまわっている。だが、相当頑張って探す必要があるぞ。なにせかなり深い所に埋めたからな。ひとまず奴らは塔に近づかない。鍵がなくては何もできないしな? だから有効活用するんだ。戻った時は野営地に行くな。代わりに俺たちの所へ行くんだ。歯車は樹洞に隠してある。どの木のことかは分かるよな。それを持って塔へ行け。それを使って開けられるものを探すんだ。お前は賢いからやり切れるだろう。ドワーフが隠したものを全て持ち出して… その後どうするかは、言う必要がないな 気を付けろ、絶好のチャンスを逃すなよ! バーゲン

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盗賊の手紙 - Kingmaker