「薔薇の神殿」著:シナリアのエレスティン

「…激しく燃え盛る炎が、薔薇の神殿を貪っている。花弁は焦げて黒くなり、丸まり、最後には灰になる。最後の一瞬の前に訪れる完全なる痛みと醜い瞬間、静かなる永遠。燃え上がる偶像は顔を歪め、泣き、笑い。火照ったまなざしを向ける。熱は耐えられないほど上がっていくが、目がまだ見えるうちは貴重な一瞬を讃えるため、この聖なる炎から目を逸らすことなどできない。凡人は私を心なき破壊者というだろう。彼らは私が美しい物全てへの憎しみから、価値のつけられない芸術作品を破壊したのだと。しかし信じてはいけない。私は修道院を自分の人生よりも愛していて、心の炎でこの神殿に火をつけたのだ。自分が信仰するものと一緒に、輝く忘却へ溶ける以上の献身があるだろうか?」

価格
55 gp
重量
2 lb
「薔薇の神殿」著:シナリアのエレスティン - Kingmaker