イロヴェティのノート
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- 1 gp
- 重量
- 0.5 lb
「これか。Nがものすごく必要としている魔法の木切れは。これを手に入れるために送り出した全員の中で幸運を射止めたのはあの足の不自由なタートゥチオだった。悪党は礼儀正しく死に、私は支払いをせずにすみ… くそくらえだ。この奇妙な木切れのどこが重要なのだろう。Eによればこれは「ブライアー」というものだ。どこが特別なのか? Nにとって大切な理由は何か? そしてもっと重要なことがある。この中に私のための何があるのだろう?」 *** まずは基本からだ。魔法の探知機を使って木切れを調べようとした。単純だろう? 目が飛び出そうになった。これには見事なオーラが内在していた。一流のアーティファクトだ。神の持ち物かもしれない。あるいはもしかして最長老の? Nはフェイだ。きっと原初の世界の誰かから盗んだのだ。おめでとう、イロヴェティ、大当たりだ! あとは彼らに奪われる前に、急いでこの使い道を突き止めるだけだ! *** アーティファクト、特に一流の品は人の目を欺く。間違った端っこを掴むと、糞バケツ一杯の呪いが頭に降り注ぐ。だから自分で実験する前にエンジーへ渡し、それでドレレヴを突いてみろと言った。彼の身代金を払う者はいないし、彼自身は誇りが高すぎて私に仕える気も私のベッドを温める気もなかった。だから彼を実験台にしたのだ。ひどいことになった。可哀想なドレレヴは正気を失った。そう… それが結果だ! *** エンジーはまったく別の生き物になった。以前は呪文をかけて宥めなければ、シューッと警戒の声を上げ、何かを食いちぎろうと脅かしてきた。それが今はおだて、最高に魅惑的なポーズを取り、優しい言葉を囁く。彼女は私にぞっこんなのだ。もう何日も呪文は全然使っていない! 何らかの形で木切れの魔法を起動させたようだ… だがどうやって? なぜドレレヴが彼女に惚れるのではなく、彼女が私に? 実験を続ける必要がある… *** 分かった! ブライアーに触れると、触れた者がその持ち主を好きになる! ドレレヴの狂気はこれに当てはまらないが、それはあとで考えよう。今のところはこのアーティファクトを使って… 誰を相手に? 機会はたくさんある。どこから始めればいいのか分からない! *** ブライアーをA.Bに使った。神の干渉なしに、あの氷の柱をベッドに誘うことはできなかったから! 最初は彼女も頭がおかしくなったかと思った。あの愚かな女は悲鳴を上げ、皿を投げ、私にワインを浴びせた。吟遊詩人というより露天商のような振る舞いだ! だが数日で正常に戻ったと部下から報告があった。そして復讐の機会を伺っていると! ハハハ! だが一体どういう意味だ? このブライアーの仕組みはどうなっている? 何らかの目的があるに違いないのに! *** 今度はI.Nに試した。同じ結果、いきなりの醜い癇癪の爆発だ。ハ、イロヴェティ! お前は何もかも持っている。才能、富、権力、だが恋愛運はない。かけらもない! *** 楽しいは楽しいが、ブライアーをどうにかしなければ、それもすぐに。Nが自分のおもちゃを私がずっと隠していたと知ったら、まずいことになる。だが何という悲喜劇。この信じられない力を手にしているのに、使い方がさっぱり分からないとは! そして相談する相手もいない。近くに知的な魔法使いが誰もいないのだ。大芸術院ではなく、魔法学校を開校すればよかった!」
