エドガー
- エドガー
- 「お前の言う通りだ、カルバート。宝のことは黙っておくべきだった」
- 「感謝します、閣下。宝を見つけたらすぐに山分けしますから」触発された村人は指示した方角に向かって勇んで歩いていく
- 三人の農民が楢の古代樹を囲み、大きな声で話をしている
- 「お前の言う通りだ、カルバート。宝のことは黙っておくべきだった」
- 「いや、何でもない。ただの勘違いだ。この切り株め!」男は拳で樹の幹を殴ると、痛そうな顔をして手を揉んだ
- 「嘘つくはずがない! 彼は良い奴だった、目を見ればわかる。人を見る目には自信がある!」
- 「それで最後に言ってたんですよ。蛮族の族長がどこに埋葬されたか知っている、その場所を教えてやると」
- 「う、う、嘘? なぜ…?」
- 男たちは飛び上がり、楢の木の巨大な幹に背中を押し付ける。互いに寄りかかり、決してあなたから目を逸らすことなく囁いている。かろうじて“男爵”や“宝”という言葉は聞き取れる
- 「金? ここにそんなものないですよ… 閣下」一番勇敢な者がうなずき、他の者もそれに倣う。「俺はただ… その、エドガーの奴は大胆すぎましてね」
- 村人は苛立たしげにあなたの返事を待っている
- 「あった!」
- 「俺たちはこの辺りで暮らして長いんです、閣下。怖いものなどありません」
- 村人は大きな笑みを浮かべた。「歓迎します、閣下! 力を合わせればすぐに済むでしょう。金に関しては、金のためというよりは気晴らしに掘ってるだけなので」
- 「彼の前に跪き、必要であれば有り金を全部差し出す。そうすれば許してくれる。本当の宝の在りかだって教えてくれるはずだ。行こう! ほら!」
- 「何もない」村人は混乱した様子で言った。「どういうことだ? 吟遊詩人は嘘をついたのか?」
- 男たちは飛び上がり、楢の木の巨大な幹に背中を押し付ける。互いに寄りかかり、決してあなたから目を逸らすことなく囁いている。かろうじて“男爵”や“宝”という言葉は聞き取れる
- 「近くの村の者です、閣下」最も勇敢な者が答え、他の者も同様にうなずく。「この木を切りたいんですよ」
- 「ありがとうございます!」村人はお辞儀した。「ほらな、カルバート。男爵はお優しいんだ。お前は怖がり過ぎなんだよ」
- 「う、う、嘘? なぜ…?」
- 「それでも木を切ってここを掘りますよ、閣下。もう始めてしまったんですから」
- 「なんと力強い言葉! 流石吟遊詩人だ! 言ってることはでたらめでも信じたくなるな!」
