ロメロ
- 「ごきげんよう。陛下。私はロメロ隊長。アルケンスター大公国の、スモーキードーン武器工場を代表してきました。我が社はこれまでに製造された最高の武器を、陛下の軍隊に提供できる準備があります」
- 「陛下、あなたとは取引がしやすそうに思われます。領地の中に小さな… 製造の中心地を開きませんか? 必ず利益を生むはずです! ご検討ください」
- 「左の物は通常の業務用です。盗賊や我々の秘密を盗もうとするスパイに使っている。それには普通の矢を充填しています。右は特別な時に使う物です。それぞれの矢には、私や私の家族を苦しめた悪党の名前がついています。右側が空になった
- 「それは賢明だからです。まず、我々の"玩具"はとても安全で、魔法の発動失敗よりはるかに安全です。次に目と手が二本ある者は、我らの武器を使うことが出来ます。物事は簡単になるでしょう?」
- ロメロは下あごを撫でた。「我々は科学のために魔法を諦めました。科学技術の奇跡という点で、アルケンスターと比較できる国はありません! 我々は生き残っただけではない。魔術師たちが耐えられなかった場所で、とても上手くやっている
- 「最も生産性の高い組織になることは間違いありません、陛下」
- 「私の雇用者から伝言があります。会社は新しい製品を試すための試験場を開きたいと思っています。アルケンスターと産業スパイから遠く離れ、信頼できて影響力のある仲間に守られた場所なら、工場の資産と安全を守れるでしょう」
- 「最初から明確にするべきですね。我々は技術を売っているわけではない。そちらの技師は武器を修理することが禁止されます。私たちの専門家が独占的に修理します。しかし、もし兵器以外の技術に興味をお持ちなら、技術者が喜んで指導いた
- 黒い上質なカシミアを着たハーフリングが、あなたの前に立っていた。彼は奇妙な見た目の、掌サイズのクロスボウを腰のベルトにつけている。高価な装飾は彼の顔や手についた傷、頑丈そうな体格には不釣り合いだ。この客は高価な装飾を身に
- 隊長はニヤリと笑って、クロスボウを手で軽く叩いた。「それで、彼らがどういう仕組みで動くのかを知りたい? どの歯車がこの小さな死の機械を動かしているか? 一度もリチャージせずに、どうやって敵に雨のような矢を打っているか?
- ロメロ隊長は、ずるそうにウインクする。「出動します! お元気そうで何よりです! 第一、第二の石弓部隊が訓練を完了し、装備を揃えました! バリスタ隊は攻城兵器を今日受け取ります。新しい陣形を見た時の、盗賊の顔を見るのが楽し
- 「アルケンスターは世界の裏側にあります。魔法は… 何と言えばいいか、我々の地では動作しないのです。理由は聞かないでください。研究者や歴史家の仕事ですから。だが、我々アルケンスターの民はこの不便を活かすことに成功しました」
- 隊長の声は真剣さを増した。「我々の武器をあなたの兵士に貸し、どのように使うかを教えて、武器の動作も確認します。信じてください。このクロスボウは、敵に金に見合った損害を発生させます」
- 「他に何をお聞きになりたいですか?」
