負傷したドラゴン
- 「ここだ。この板の下にある。魔法で守られているのは間違いないが、破る方法は必ずあるはずだ。私のところへ戻ってくるんだ。待っているぞ!」
- 「見つけたのか。感じた通りだ! 約束の物を渡してくれ、人間よ」
- ドラゴンは巨大な岩のように見下ろしている。まるで空のように青くて大きく、首は誇らしく吊り下がっている。しかし翼の片側が奇妙な方向に飛び出し、体の側面は引き裂かれ、酸で焼かれた跡がある。「客か、さあ、近くに来なさい。怖がら
- 「私たちは種族を絶滅させて奪うことが多い、というのを丁寧に言っているな」ドラゴンはまた笑った。「正式に謝罪したいところだが、できないのだ。翼がどうなったか見えるか? 気力だけで山を越えてきたが、もうこれ以上は進めない。傷
- 「お前は運がいい。約束を守ろう。今のところは去る。報酬を受け取れ。さらばだ!」
- 「無愛想な態度を許してくれ、人間よ。しかし私のような者にとって“領土”とは単なる言葉だ。私は空を駆け抜け、一瞬のうちに君主だの王だのの領土を通り過ぎていく。それに私が生きている間に、国境と言うのは200回も変わり、さらに
- 「そこにあるだろう。なんと愚かな獣だ。魔法の宝箱から集めてきたのか。私にくれるのか?」
- アーティファクトがメイガーの手から消える。ドラゴンは力の光に包まれ、傷口が閉じ、翼が真っすぐになるのが見える。完全に治癒され、ドラゴンはメイガーに残酷で賢い表情を向ける「それでどうだ、人間? 裏切られて攻撃されると思って
