「お前を奴隷にした相手に、この呪文をかけてはどうだ?」
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- 姉妹は手を振り上げた。爪があるべき指先には、明るいトルマリンが埋め込まれており、血がこびりついている「この石には強力な幽閉の呪文が封じ込まれています。これに触れ、秘密の言葉を一言発すれば… あなたは地下へと姿を消します。
- 「それも考えました。ですが… 儚い夢に過ぎません。私が勇気を絞り出す遙か以前に、彼女は私の意図を見破り、彼女に近づくことすらできずに私は殺されるでしょう」
- 姉妹は後ずさり、輝く石を持った傷だらけの指を前へ突き出した。そして、しわがれ声でこうつぶやいた。「私を失望させないでください」
- 「この石は強力な武器だ。渡してもらおう。お前の指がついてくるなら、それでも構わない」
- 「お前を奴隷にした相手に、この呪文をかけてはどうだ?」
- 「もっといい考えがある。この呪文を自分に使え。微かな希望だが、希望には違いない。呪いが解ける日は必ず来る。そうすれば自由の身だ」
