「ここからそう遠くない首都の北に、白頭丘があります。頂上はまったくの不毛の地です。民は太古の昔、暗黒の神を称える儀式がそこで行われていたと信じています。このような儀式の痕跡はもうありませんが、頂上の空気は息がつまりそうな
「ここからそう遠くない首都の北に、白頭丘があります。頂上はまったくの不毛の地です。民は太古の昔、暗黒の神を称える儀式がそこで行われていたと信じています。このような儀式の痕跡はもうありませんが、頂上の空気は息がつまりそうなほど重苦しく感じられます。この場所は膿んだ傷口のように、閉じてはいますが癒されてはいないのです」
話者トリスティアン
