コボルドは辛そうにため息を吐いた。「なんだ… これは。思い出せるのに思い出せない… 頭の中に無数の扉がある… だがどれも閉まっている。たまに何か思い出すが… すぐに忘れる」声色が変わった。まるでタートゥクとタートゥチオが
コボルドは辛そうにため息を吐いた。「なんだ… これは。思い出せるのに思い出せない… 頭の中に無数の扉がある… だがどれも閉まっている。たまに何か思い出すが… すぐに忘れる」声色が変わった。まるでタートゥクとタートゥチオが同時に喋っているかのようだ。「そうだ。覚えている。自分が何者かも、どうやって死んだかも。何かが起きた。力だ! 偉大な力! その力が私を蘇らせた。だが以前の私ではなかった」
話者タートゥク
