「トリスティアンと私は、以前牢屋だった建物の中に野戦病院を設営しました。そんな目で見ないでください。他に選べるいい場所がなかったのです。正直な所、この場所が見つかって幸運でした。長い話は端折りますが、とある女性患者が自分
「トリスティアンと私は、以前牢屋だった建物の中に野戦病院を設営しました。そんな目で見ないでください。他に選べるいい場所がなかったのです。正直な所、この場所が見つかって幸運でした。長い話は端折りますが、とある女性患者が自分の身体を解剖するよう志願してくれました。つまり彼女の身体を生きたまま切り開き、病気の元を探すのです」ジョッドは顔をしかめた。「解剖の後… エラスティルよ、お許しください。彼女の身体を縫い、生き残らせて回復させるには幸運が要ります。しかし閣下、我々はあなたが居ない所では行いたくない。どうぞ時間を見つけて、来てください」
