「慈悲深きサレンレイ! 暁の花よ! 背教者の祈りをお聞き入れください! 無力な私に自らの過ちを正すことはできない。だが、他者が同じ道を辿ることを妨げることはできます! 私に勇気を与え、永遠の闇の中に道を照らし給え!」 一
「慈悲深きサレンレイ! 暁の花よ! 背教者の祈りをお聞き入れください! 無力な私に自らの過ちを正すことはできない。だが、他者が同じ道を辿ることを妨げることはできます! 私に勇気を与え、永遠の闇の中に道を照らし給え!」 一瞬の間、薄暗い部屋が明るく照らし出された… 目もくらむほどの光からできた花が、トリスティアンの掌で咲き誇っている。神官は最後のため息をつき… 聖なる炎に包まれた掌を自らの目に押さえつけた。そして、もう片手からアバドンの眼を解放し、それは床に落ちて粉々に砕けた
