「自己紹介はまだだったかと思うが」
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- 「国中の王家の者たちが跡形もなく消えたのだ! 何が起こったのかは誰も知らない。まったくの謎だが… 皆にとって絶好の機会でもある!」
- 「もちろん君が決めることだ。言うだけ言っておこうと思ってな」
- 「そうだな。私はヨセフ・セレミウス、レストフの市長だ。この街と周辺地域を治めている。君からみて北だ。長く実りある付き合いができることを期待している!」
- もみあげの長い高齢の男が、金色のレンズの向こうから興味深そうな顔であなたを見ている。「これはこれは、本日の主役、ジャマンディの弟子じゃないか!」
- 「自慢じゃないが、ここ数年は上手くいっている。貿易は活発で人口も増え、市民は満たされている! ただ最近、特にロガーヴィア家の失踪以降は厄介者が増え、驚くような話も耳にするが… 君がそういった噂に耳を傾ける必要はないだろう
- 「ロストランドはかつてアルドーリのソードロードが支配していた。今でもその地域においては誰よりも土地と軍事力を保有している。だがレストフが自由都市と言われるのは伊達じゃない。市長は市民の中から、血筋ではなく能力で選ばれる。
- 「上手くやったな! 正直に言うと、成功するとは思ってなかった。何なら失敗する方にピタックスの最高級ワインを賭けてた! しかし嬉しい誤算だった。アルドーリは昔から才能ある者の発掘に長けている!」
- 「では交渉成立だな! すぐに準備を整え、配送を手配しよう!」
- 「お会いできて光栄だった。失礼する」
- 「その“出来事”というのは?」
- 「レストフの様子は?」
- 「自己紹介はまだだったかと思うが」
- 「やはり申し出を受けることにした。建設資材は入り用になる」
- 「あなたがレストフの市長か? アルドーリの方はどうだ?」
