ジャバウォック
ジャバウォックは多くの文化で詩、歌、神話の題材となる真の伝説のクリーチャーである。戦闘においては破壊的なクリーチャーであると知られており、その到来は破滅と暴力の時代の前兆となる。またこれらの物語は、古代に彼らを打ち負かすという唯一つの目的のために作り出されたといわれる、このクリーチャーが怖れる道具――ヴォーパル武器――についても語る。ジャバウォックは体高35フィート、体重8,000ポンド ジャバウォックは物質界のクリーチャーではなく、フェイの原初の世界から来たものである。生命がより荒々しく、感情がより力を持ち、夢と悪夢が現実となりうる次元からやって来た。しかし、このような信じられない領域でさえ、ジャバウォックは怖れられているクリーチャーである。その形態と種別があらゆる可能性を網羅する、まとめて“テイン”として知られる強力なクリーチャー分類に属する。テインの中で、ジャバウォックはもっとも強力であるといわれるが、このグループの中のそのほかの者も無力とはほど遠い ジャバウォックが物質界を訪れた場合は破壊と廃墟を広げるためだ。通常はこのモンスターは文明圏から少なくとも飛行して1日かかる人里離れた森にねぐらを探し、1週間に1回新しく破壊する場所を探しにこの巣から出て行く。財宝を集めることに真の興味はないが、英雄たちに自分を探し出させるために明らかに価値のある物をしばしば巣に持ち帰って集める。ジャバウォックにすれば、破壊するものを自分で探し出すのも、そのようなものからやってこさせるのも違いはない ジャバウォックはあらゆる生きているクリーチャーと同様に歳を取り、食事をし、飲み、眠るが、言葉から通常感じるようには繁殖しない。新しいジャバウォック、あるいは何らかのテインの創造は実際は原初の世界に住む奇妙で未知の神に近い存在によって規制されている。これらのフェイの王侯は新しいジャバウォックを彼らが必要とするならば創造する。時として厳格に特殊性を変更することはあるが、常に完全に成長した成体のジャバウォックが作り出される その結果、幼体のジャバウォックと遭遇したことはかつてない。ジャバウォックがヴォーパル武器に対して奇妙な脆弱性を有していることは、学者たちの間で論争と思索の題材になっている。ほとんどの者が信じているのは、はるか昔、ただ1体のジャバウォックが存在し、何物も傷つけることができない大いなる力を持っていた。すなわち、定命の英雄のために今では忘れ去られた職人または神が鍛えた伝説の剣以外には。この戦いでは全次元界に奇妙な響きが轟き、ヴォーパル武器と、今日ではジャバウォックとして知られるこれらの残響は多くの世界で見ることができる
